空調設備の室外機について徹底解説!
こんにちは!
京都府宇治市に拠点を置き、京都市など近隣地域で空調工事、ダクト工事、換気工事を承っております株式会社松村設備です。
住宅、飲食店、商業施設、オフィスビルなど、普段何気なく皆様の目に入っている室外機ですが、どのような設備なのかを気にする機会はあまりないかと思います。
そこで今回は、よく目にするけれども意外と知らない、室外機について徹底解説いたします。
熱源の種類
まず、室外機を簡潔にご説明すると、部屋を涼しく、または暖かくするための熱をつくる機械のことです。
今回、この熱のことを熱源と呼び、室外機がつくる熱源の種類は3つあります。
1つ目は冷熱源です。
室外機に備えられた冷凍機を使って冷たい空気をつくります。
2つ目は温熱源です。
温熱源はボイラーを使うことでつくることができます。
3つ目は冷温熱源です。
冷温熱源は1個の機器で冷たい空気と暖かい空気の両方をつくることができます。
冷温熱源をつくる機器はヒートポンプがポピュラーです。
動力源
室外機の動力源は電気、ガス、またはその両方です。
電気を動力源とするタイプの室外機、EHP(Electric Heat Pump)は電気モーターで熱源の圧縮機を駆動させます。
ガスを動力源とするタイプは、ガスを室外機内で燃焼させるしくみです。
電気とガスの両方を動力源とするGHP(Gas engine Heat Pump)タイプの室外機はガスエンジンを起動する時に電気を使うのみで、熱源の圧縮機はガスの力で駆動させます。
熱を運ぶ媒体
室外機でつくられた熱は以下の媒体(方法)で運びます。
空気だけで運ぶ全空気方式、水と空気の両方を使って運ぶ併用方式、水のみで運ぶ全水方式、冷媒という熱を温度の低いところから高いところへ動かす流体を使う冷媒方式の4種類です。
冷媒については水素、フッ素、炭素の化合物である代替フロンが主に使われています。
松村設備へご相談ください!
京都で空調設備工事のご依頼をお考えの方は、ぜひ弊社へお問い合わせください。
室外機は空調設備の要となる設備で、ここが機能しなければ、夏の涼しい室内環境と冬の暖かい室内環境をつくり出すことができません。
また、室外機は昨今の地球温暖化問題に直結する設備でもあります。
地球環境に配慮した室外機に取り替えたい、新たに設置したいという方もぜひ弊社にご相談ください。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。