教えて!空調設備の配管について
こんにちは!
京都府宇治市に拠点を構え、空調工事、ダクト工事、換気工事を行う、株式会社松村設備です。
弊社は宇治市、京都市を中心に施工をしております。
空調設備の中で室内機と室外機は意識される方は多いと思いますが、配管について意識されている方は少ないのではないかと思っています。
本コラムで空調設備全体を支える配管について、皆様にさらに知っていただければ幸いです。
配管とダクトの違い
まず、配管と同義で使われるダクトとの違いについてご説明します。
配管は気体、水、ガスなどさまざまな流体を通す目的で設置するのに対し、ダクトは気体のみを通す目的で設置します。
広い意味では配管とダクトは同義なのですが、狭い意味では配管とダクトは細かく使い分けがされているのです。
空調設備における配管について、この後送風ダクトという言葉が出てきますが、送風ダクトの「ダクト」は広い意味で括られています。
配管方式
空調設備の配管には三つ、方式があります。
一つ目は2管式配管です。
配管は往き配管と戻り配管がワンセットとなっていて、2管式配管は往き配管と戻り配管が一本ずつのワンセットになっているものです。
夏は冷たいものを通す配管として、冬は温かいものを通す配管として切り替えながら使います。
二つ目は4管式配管です。
4管式配管は往き配管と戻り配管が2組あり、1組を冷たいものを通す配管として、もう1組を温かいものを通す配管として使うことができます。
そうすることで、夏と冬で配管を切り替える必要がなくなり、冷房と暖房を同時に使うことが可能になります。
三つ目は送風ダクトです。
送風ダクトは室外機からつくられた冷気や暖気を建物内に運ぶ方式で、主に全館空調で使われる手法です。
なお、このご説明においては冷気・暖気を運ぶということで、狭い意味の「ダクト」としてご理解いただくとよいでしょう。
松村設備へご相談ください!
空調の配管工事、ダクト工事は弊社にお任せください!
空調設備の配管、ダクトは、室内で過ごす皆様に快適な空気を送るための重要な設備です。
配管、ダクトの整備が不十分ですと、悪臭が発生し、目に見えない汚染物質による健康被害をもたらします。
新たに設置する場合も、効率良く空気を送ることができるよう、きちんと設計する必要があります。
目につきにくい箇所であるからこそ、プロの力が必要となりますので、その際はぜひ弊社までご連絡ください。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。