食品工場の管理者様必読!HACCPと空調設備の関係
こんにちは!京都府宇治市に本社を構える、株式会社松村設備です。
弊社は京都を中心に空調工事、ダクト工事、換気工事を行っております。
弊社では食品工場での施工を手掛けており、施工の際はHACCPという制度を意識しております。
HACCPとはどのような制度で、空調設備にどのような関係があるのか、本コラムで紐解いていきましょう。
HACCPとは
HACCP(ハサップ)とは、食品を扱う業者が異物混入や食中毒の原因となる菌の発生というリスクを把握した上で、そのリスクを回避するために作業工程を徹底管理し、食品の安全を確保するための制度です。
HACCPは、2021年6月に正式に制度化され、これにより異物混入や食中毒の発生の防止に対する意識が高まり、農林水産省の調査結果でもHACCP制度を導入した業者において一定の効果が出ていることが伺えます。
空調設備との関係性
HACCPと空調設備との関係性については、HACCPの制度趣旨そのものに直結しているといえるでしょう。
異物混入や食中毒の原因となる菌の発生は、工場の環境に起因することがほとんどで、異物混入や食中毒の原因となる菌を発生させない工場の環境づくりをするためには空調設備の設置が必要だからです。
ホコリや肉眼では見えない小さな塵などを空調設備の空気循環機能で工場内から排出することにより食品への付着を防ぎ、同時に空調設備の温度管理機能で菌の繁殖を防ぐことができます。
また、空調設備に蓄積した汚れやカビなどが異物として混入しないよう定期的なメンテナンスも重要です。
その結果、安全安心の食品を消費者に届けることを可能にしています。
松村設備へご相談ください!
HACCP制度に基づいた空調設備の導入を検討されている方は、ぜひ一度弊社へご相談にいらしてください。
扱う食品の種類に応じて、空調設備についてのご提案をいたします。
今回は食品工場にフォーカスしましたが、HACCPは飲食店も対象としておりますので、飲食店での食中毒や異物混入防止のための空調設備の導入についても承ります。
人々の快適な空間づくりだけでなく、食品を守り、その食品を口にする方々の安全を守るのが空調設備の役割です。
このような視点からの空調設備工事のご依頼をぜひお待ちしております。
最後までご覧いただき誠にありがとうございました。